しみ・そばかす 発症のメカニズム
お肌の色を決定するのは、メラニンという色素です。
このメラニンは、肌細胞を紫外線などから守る働きがありますが、かといって作られすぎると、しみやそばかすの原因になります。
肌が紫外線などにより刺激を受けると、表皮の最下部にあるメラノサイト(メラニン産生細胞)のチロシンというアミノ酸が、ドーバキノンという物質へと変化します。
さらに、ドーバキノンが黒色メラニンへと変化し、この黒色メラニンが過剰に作られ続けた部分が表面に現れることで、しみやそばかすになります。
通常であれば、このメラニンは皮膚のターンオーバー(皮膚が生まれ変わる代謝のサイクル)によってはがれ落ちていきますが、老化や不規則な生活によってターンオーバーのサイクルが延びてしまうと、肌の中に蓄積されていってしまいます。
また、しみとそばかすは、どちらもメラニン色素の増加が原因で発症しますが、しみは、主に30歳以降の女性に多く、形や大きさもさまざまです。
女性ホルモンが関係するとの説もあります。
それに対してそばかすは、遺伝的要素が強いもので、顔の真ん中や手の甲、腕、肩、背中などに多く、直径数ミリ程度の小さなものがほとんどです。
●しみ・そばかすの治療
光を照射して皮膚内のメラニンを破壊する、フォトフェイシャル・フォトRF(オーロラ)・Eライト・E-maxなどの治療法が効果的です。
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